キュジコス, トルコのバルケスィル県にある遺跡
キュジコスは、トルコのカプダー半島南部にある古代都市で、神殿の基礎、城壁、港の複合施設などの遺跡が見られます。遺跡は広い範囲に広がっており、さまざまな時代の構造物がはっきりと見えます。
紀元前7世紀にミレトスの入植者たちが、黒海地域とエーゲ海を結ぶ交易拠点としてこの地を築きました。この都市は何世紀にもわたって成長し、主要な経済の中心地となりました。
この名前はギリシャ神話のニュンフに由来しており、遺跡ではギリシャとローマの建築技法が混ざり合っているのを見ることができ、基礎や壁で観察できます。さまざまな文化がここに足跡を残し、異なる時代の建築の伝統が共存する場所となっています。
発掘現場へは、半島のふもとにある現代の町エルデクを通って行きます。発掘されたエリアは日中に訪れることができ、各遺跡の間は整備された道がつながっています。
ここに住んでいた人々は人工真珠を生産し、この都市は地中海貿易における高級品の中心地となりました。この工芸技術は特別な技術であり、長年にわたってこの地の富を保証しました。