Egglestone Abbey, エッグルストーンにある修道院跡(イングランド、ダラム州)
エッグルストーン修道院は、ティーズ川の南岸に石の廃墟として立っています。周囲は緑の野原と古い木々に囲まれています。建物の基礎の跡がまだ見え、かつて教会や居住区、農場の建物がどこにあったかを確認できます。
この修道院は1168年から1198年の間にマルトン家によって創設され、350年以上にわたって宗教の中心地として機能しました。1540年、ヘンリー8世は宗教改革の際、多くのイングランドの修道院と同様に、この修道院を没収して閉鎖を命じました。
白い修道服をまとったプレモントレ修道会の僧侶たちは、ここで宗教共同体として生活し、周辺地域の人々に食料と宿を提供していました。廃墟を歩くと、この場所が何世紀にもわたって地域の生活の中心であったことを感じられます。
遺跡への入場は無料で、イングリッシュ・ヘリテージが管理しており、毎日公開されています。地面はでこぼこしているので、歩きやすい靴を履いてください。また、川沿いのこの場所では雨や風の強い天候が一般的なので、その準備をしてください。
廃墟には、鉛と石のパイプで作られた中世の水道システムの遺構が残っており、当時の建築者の技術力を示しています。この配管は、12世紀から13世紀にかけて、修道院建築の設計者が高度な水理学と工学の知識を持っていたことを証明しています。