デルタクイーン, アメリカ・テネシー州チャタヌーガの外輪蒸気船
デルタ・クイーンは、チャタヌーガにある木造の外輪蒸気船で、現在はクーリッジ・パーク・ランディングで浮かぶホテルとして使われています。船の長さは87メートル弱で、大きな船尾外輪を備えたアメリカの川航行の伝統的なデザインを示しています。
この蒸気船は1926年にアメリカの河川での旅客運航用に建造され、現役中に50万人以上の旅行者を運びました。第二次世界大戦中、この船は海軍の浮かぶ兵舎として使用され、パールハーバーから負傷した兵士を輸送しました。
内部は1920年代の職人技で、マホガニーの木工と色とりどりのガラス窓が古い川蒸気船を思い出させます。訪問者は、水晶のシャンデリアが付いた大階段を鑑賞でき、その時代の川旅の優雅さを反映しています。
この蒸気船はテネシー川のクーリッジ・パーク・ランディングに係留されており、そこから歩行者用橋を渡ってチャタヌーガのダウンタウンに直接歩いていくことができます。通常は日中にアクセスでき、川沿いの場所からは周囲の橋や山々の良い眺めが得られます。
この蒸気船は、就役期間中にアメリカの河川で300万キロメートル以上を航行しました。これは地球から月までの距離の数倍に相当します。この船は、米国でまだ元の形で保存されている数少ない木造外輪蒸気船の1つです。