カナリア諸島, 大西洋に浮かぶスペインの自治州
カナリア諸島は、西アフリカ沖の大西洋に浮かぶ7つの主要な火山島からなり、スペインの自治州を形成しています。サンタ・クルス・デ・テネリフェとラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの2つの都市が首都の役割を担い、交代でその任に当たります。
ベルベル系のグアンチェ族は、ヨーロッパの船乗りが到達する約2,000年前にこれらの島々に定住しました。カスティーリャの征服は15世紀初めに始まり、全島を征服するまでに数十年にわたる軍事作戦が行われました。
各島は音楽、工芸、料理に独自の習慣を保っています。地元の祭りではティンプレなどの伝統楽器や地域の踊りが披露されます。毎週の市場や村の広場は、人々が集まり、地元の産物を買い求め、地域の食文化を守り続ける場所です。
この島々は年間を通して気温が20度から28度で、ヨーロッパの主要都市からの直行便がテネリフェ、グラン・カナリア、ランサローテ、フエルテベントゥーラの空港に到着します。各島へはフェリーか国内線で行くことができ、数日かけて島々を巡ることも可能です。
テネリフェ島のテイデ山は海抜3,718メートルで、スペインの最高峰です。ロープウェイで多くの観光客が頂上近くまで行けます。ランサローテ島には、黒い火山性の土壌にブドウが植えられ、半円形の石壁で風から守られているワイン産地があります。