Nazionale Galileo望遠鏡, スペイン、ラ・パルマ島の研究用望遠鏡
ガリレオ国立望遠鏡は、ラ・パルマ島のロケ・デ・ロス・ムチャチョス天文台に設置された、口径3.58メートルの主鏡を持つリッチー・クレチアン式望遠鏡です。標高2,370メートルの高地とカナリア諸島の乾燥した気候は、夜空を観測するのに適した条件を提供します。
この施設は1996年6月に運用を開始し、イタリア国外に建設された最初の主要な研究用望遠鏡として、イタリア天文学にとって重要な節目となりました。カナリア諸島の立地は、正確な天文観測に適した大気条件の良さから選ばれました。
この施設はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイにちなんで名付けられ、スペインとイタリアの研究機関間の協力関係を反映しています。この協力により、両国の天文学者が天文台で共に働いています。
望遠鏡へのアクセスは科学研究用に限定されており、関心のある研究者は観測時間の提案書を提出する必要があります。提案の審査は年に2回行われるため、研究プロジェクトの事前計画が必要です。
この望遠鏡には、遠くの恒星を周回する惑星を検出し、生命が存在する可能性のある惑星の探索に役立つHARPS-Nなどの専門機器が搭載されています。このような高度な機器により、より単純な道具では不可能な発見が可能になっています。