サンタ・マリア・デ・エル・パウラル修道院, スペイン、ラスカフリーアのベネディクト会修道院
エル・パウラル修道院は、ラスカフリーアにあるかつてのカルトゥジオ会修道院で、シエラ・デ・グアダラマ山脈のふもとのロソヤ川渓谷に位置しています。教会は、精巧な鉄の格子で仕切られた単一の身廊と、キリストと聖母マリアの生涯の場面を描いた彫刻されたアラバスターの祭壇画を備えています。修復された修道士の独房は現在展示スペースとして使用されています。
カスティーリャ王フアン1世は、1390年にこの複合施設をカスティーリャ初のカルトゥジオ会修道院として設立し、ケルンの聖ブルーノ修道会に委託しました。教会と回廊は、15世紀に巨匠フアン・グアスと後にロドリゴ・ヒル・デ・オンタニョンの監督の下で拡張・再建されました。
修道院には、ケルンの聖ブルーノの生涯を描いたビセンシオ・カルドゥッチョによる52点の大型絵画のコレクションがあります。
修道院はマドリードの北約90キロに位置し、山道を通ってロソヤ渓谷をドライブしてアクセスできます。訪問者は教会、回廊、独房のガイド付きツアーに参加できます。複合施設の一部では時折コンサートや美術展が開催されます。
画家ビセンシオ・カルドゥッチは、1626年から1632年にかけて、ケルンの聖ブルーノの生涯を描いた52点の大きな絵画シリーズを回廊用に制作しました。これらの作品はスペインのバロック絵画の最も重要な例の一つに数えられ、現在は複数のコレクションに分散していますが、一部は修道院自体に残っています。