El Carmel, スペイン、バルセロナのオルタ・ギナルドー地区にある住宅地
エル・カルメルは丘の中腹に建つ住宅地で、色とりどりの家々やアパートの建物が密集した街並みを形成しています。建物は土地の自然な起伏に沿って建てられ、通りや建物が複雑に絡み合う様子が特徴です。
この地区は1960年代から1970年代にかけて急速に発展しました。スペインの工業化期に、働き口を求めてバルセロナにやってきた労働者たちが流入したためです。この移住の波が、現在の社会構成と建築環境を形作りました。
ここに住む人々は、町内会や地域の社会的イベントを通じて密接なつながりを保っており、定期的に人々が集まります。通りでの日常的な交流や、近所の人々が集まって話す小さな広場でも、そのコミュニティの絆を感じることができます。
この地域には、診療所、図書館、コミュニティセンター、地域の市場など、必要な施設がまんべんなく整っています。坂の多い地形のため、歩き回る際は階段や傾斜のある通りに備えておく必要があります。
住宅地の通りは、急な斜面に沿って段差のある小道や階段が複雑に絡み合うネットワークを形成しています。このシステムにより、徒歩での移動は主要道路に頼らずにできます。