Palace of Trasona, スペイン、アストゥリアス州コルベラ・デ・アストゥリアスにあるバロック様式の邸宅。
トラソナ宮殿は、正方形の中庭を中心に建つバロック様式の邸宅で、2つの主階と、角にある3階建ての塔が特徴です。石造りのファサードは、この地域と時代の貴族の邸宅に典型的な古典的なプロポーションと細部を示しています。
建設は15世紀半ばにロドリゲス・デ・レオン家の本拠地として始まり、後にペニャルベル伯爵家に渡り、夏の離宮として使われました。この移行は、地域の貴族間での所有権の変化と、彼らの土地の使用法の移り変わりを示しています。
中央の中庭には12本のトスカナ式柱が円形の池を囲むように並んでおり、この地域の建築の伝統が貴族の邸宅の内部空間をどのように形作ったかを示しています。
現在、この建物にはバーとジムが入っていますが、西側と塔にひび割れが見られるなど、老朽化が見られます。改修工事によっては一部のエリアへの立ち入りが制限されることがあるため、訪問前に状況を確認することをお勧めします。
北側のファサードには、矢狭間や平らな要石を持つ丸アーチの入り口など、中世の防御的な特徴が残されており、この建物の初期の要塞としての役割をうかがわせます。これらの要素は、元の要塞が徐々に貴族の邸宅へと変貌を遂げたことを示しています。