Modelo Prison, former Spanish prison
モデロ刑務所は、1884年に開設されたマドリードのモンクロア=アラバカ地区にあった男性用拘置施設です。建物は中央の監視地点を中心に、いくつかの監房棟が放射状に広がり、厚い石壁と各階に小さな鉄格子の窓がありました。
モデロ刑務所は、18世紀にまで遡る旧サラデロ刑務所に代わって建設され、1884年に開所しました。スペイン内戦で大きな被害を受け、1939年に取り壊されました。
「モデロ」という名前は、その設計の背後にある改革志向を反映しており、スペインにおける拘禁への新しいアプローチを示すことを意図していました。現在でも、外壁の一部が通り沿いに残っており、通りすがりの人は元の石造りを間近で見ることができます。
この場所はモンクロア=アラバカ地区にあり、周辺の通りから徒歩で簡単にアクセスできます。敷地内には正式な訪問者向けの施設がないため、外から残っている壁を一目見るだけの短い立ち寄りが最も現実的な方法です。
この建物は、英国の哲学者ジェレミ・ベンサムが考案したパノプティコン原則に基づいて設計されており、一人の看守が全ての独房を見通しながらも、自分は見られないという構造でした。この配置は当時のスペインではまれで、この施設は後に全国で建設される建物の基準点となりました。