Church of Sant Romà, スペイン、カタルーニャ州サウ貯水池にあるロマネスク様式の教会の遺跡
サン・ロマー教会は、スペインのカタルーニャ州オソナ郡ビラノバ・ダ・サウ近くにあるロマネスク様式の廃墟で、現在はサウ貯水池に大部分が水没しています。石造りの鐘楼が最も目立つ部分で、季節によって水面上の高さが変わります。
この教会は1062年に奉献され、その後約9世紀にわたって地域社会に仕えてきました。1962年にダムが完成すると、ビラノバ・ダ・サウの村民は立ち退きを余儀なくされ、教会は上昇する水に飲み込まれました。
水面からそびえる鐘楼は、この地域の人々にとって喪失の力強い象徴です。ビラノバ・ダ・サウの全村が水面下に沈んでいるからです。水位が急激に下がると、教会とともに旧村の通りや壁の一部が再び現れます。
塔は、水位が下がって石造部分がより露出する乾燥した時期に最もよく見えます。この地域は安全のためフェンスで囲まれているので、最良の眺めは岸沿いの指定された展望スポットからです。
条件が許せば、ダイバーは水中の教会を探検でき、内部には元の床と壁構造の断片が今も残っています。これにより、サン・ロマーはヨーロッパで中世の身廊を泳いで通り抜けられる数少ない場所の一つとなっています。