Pared de los Moros, スペイン、ムニエサのローマのダム
パレード・デ・ロス・モロスは、ファルラン渓谷を横切るローマのダムで、堅牢な石積みの構造をしています。建設にはローマの典型的な技術が用いられ、コンクリートの芯の上に石の層を重ねた表面が特徴で、これにより長い年月を経ても耐えてきました。
このダムは、西暦2世紀または3世紀に、当時の高度なローマの工学技術を用いて建設されました。オプス・カエメンティキウムの芯とオプス・ウィッタートゥムの表面仕上げによる建設は、ローマの水力建設者の技術を示しています。
パレード・デ・ロス・モロスという名前は、ローマの構造物をムーア人の建設に帰属させるスペインの一般的な習慣を反映しており、建築遺産に関する歴史的な誤解を示しています。
この構造物はムニエサの村から約1.4キロメートルの場所にあり、田舎道を通って到達できます。ジュラ紀の石灰岩の露頭の上に位置しているため、地面はでこぼこしており、適切な靴を履くことをお勧めします。
このダムには、本体構造に取り付けられた2つの取水塔があり、古典的な塔-ギャラリー方式の水管理システムを形成しています。このシステムにより、ローマ人は下流の灌漑地域への水の流れを正確に調整できました。