Terrazas del Manzanares, スペイン・マドリードの遺跡
マンサナレス川の谷沿いに広がる遺跡群で、先史時代の遺物が見つかった発掘現場が数十か所あります。場所によって川からの高さが異なり、支流の地域にも点在しています。
1800年代初頭に大型脊椎動物の骨格が発見され、この地域での科学的研究が始まりました。その後、20世紀最後の数十年間に行われた発掘調査により、マドリードのさまざまな地区で複数の先史時代の集落跡が明らかになりました。
その名前は、マンサナレス川沿いに並ぶ河岸段丘を指し、そこには何千年にもわたる人間の居住の痕跡が残っています。今日の訪問者は、この川の景観が人々の居住地や活動の場所をどう形作ったかを観察できます。
この遺跡群はエル・パルドからヘタフェまで広がり、ほとんどの発掘エリアは川の近くにあり、周辺の通りからアクセスできます。各部分が広い地域に点在しているので、時間をかけて少しずつ見て回るのがよいでしょう。
この遺跡で見つかった化石は、先史時代の異なる気候期に生息した動物の種類が異常に幅広いことを示しています。このため、この場所は、長い時間の中で気候と野生生物がどのように変化したかを理解する上で貴重な手がかりとなります。