パルタル宮, スペイン、グラナダのアルハンブラ宮殿内にある宮殿
パルタルはナスル朝の宮殿で、5つのアーチを持つ列柱の間が中央の反射池に面し、周囲を塔に囲まれています。建物は複数のつながった部屋と中庭に広がり、まとまりのある住宅複合体を形成しています。
この宮殿は、1302年から1309年にかけてスルタン・ムハンマド3世によって建設され、アルハンブラ複合施設内で現存する最古の宮殿建築です。その建設は複合施設の建築の転換点となり、宮殿設計への新しいアプローチを示しました。
壁の装飾には、ここで働いた職人の技を反映した詳細なタイル細工と漆喰彫刻が見られます。隣接する部屋では、住民がどのように暮らし、どのような芸術的模様を大切にしていたかを知ることができます。
日中に訪れるのが最適です。太陽の光が水景とファサードを照らし、装飾の細部をはっきりと見ることができます。通路が狭く、高低差があるため、歩きやすい靴を勧めます。
女性の塔の精巧な彫刻が施された木製の天井は、1800年代に取り外され、現在はベルリンのイスラム美術館に所蔵されています。この移動は、ヨーロッパの建物から重要な美術品がどのようにして美術館に収められたかを示しています。