マルパッセダム, フランス、フレジュスにある廃墟となったアーチダム
マルパッセダムは、フランスのフレジュス近くのレイラン川渓谷にある廃墟で、巨大なコンクリート片が景観に散らばっています。残骸は、かつて高さ70メートルまで立ち上がり、谷を横切って220メートルにわたって広がっていた湾曲したアーチのデザインを示しています。
建設は1952年にアンドレ・コワン技師の下で始まり、1954年に完了し、薄い湾曲壁という画期的な概念を導入しました。1959年12月2日、大雨の後にダムは崩壊し、壊滅的な洪水を引き起こしました。
この名前は、プロヴァンス語で「危険な通路」を意味する言葉に由来し、建設前からすでに困難だった険しい地形を指しています。現在、訪問者はコンクリートの残骸の中を歩き、かつて水をせき止めていた湾曲した形を見ることができます。
この場所はレイラン川渓谷にあり、乾燥した状態では徒歩でアクセスでき、丈夫な靴を履くことをお勧めします。フレジュスの観光案内所では、歴史と残された遺構を説明するガイド付きウォークを開催しています。
600トンを超える重さのコンクリートブロックが、洪水によって海まで運ばれ、水の巨大な力を示しました。基礎の下にある地質断層が建設中に検出されず、崩壊の主な原因と考えられています。