Cour Carrée, フランス、パリのルーヴルにある中庭
クール・カレはルーヴルの中心部にある正方形の中庭で、一辺が約160メートル、8つの翼棟とそれに対応するパビリオンに囲まれています。この設計により、宮殿の中心に開放的で広々とした空間が生まれ、異なる時代の建築要素が調和しています。
フィリップ・オーギュスト王は12世紀末にここに要塞を築き、その後、歴代の王たちが数世紀にわたって拡張し、変貌させました。現在の中庭のルネサンス様式の外観は、元々の中世の中心部を近代化して現在の対称的な形にした、度重なる再建から生まれました。
中庭の壁には、王家のモノグラムやイニシャルが石に刻まれており、この場所を形作ってきた歴代の王たちを示しています。歩き回ると、それぞれの統治者がこれらの個人的なシンボルを通して痕跡を残していることに気づきます。
時計台の下の正面入口やセーヌ川岸からの通路など、いくつかの門から入ることができます。中庭は広く、自分のペースで見て回れる建築の細部がたくさんあるので、ゆっくり歩く時間を確保するとよいでしょう。
レスコ翼と呼ばれる西側の翼には、ルーヴルで最も初期のルネサンス様式のファサードがあり、精巧な石彫りが施されています。この部分は、中庭全体の特徴を形作るフランス・ルネサンス建築の重要な例を表しています。