Glacier d'Arsine, フランス、オート=アルプ県の氷河
アルシーヌ氷河は、オート=アルプ地方の標高約2500メートルに位置する高山氷河です。氷は絶えず溶け続け、その基部に二つの湖を形成しています。二つの湖は、自然のモレーンの壁によって隔てられ、溶け水を分けています。
科学者たちは1940年以来この氷河を監視し、その挙動と変化を数十年にわたって追跡してきました。1986年には、融水の下流に位置する集落の潜在的な洪水を防ぐために排水路が建設されました。
この氷河は、エクラン国立公園の山岳環境における気候変動を研究する科学者のための実験場となっています。
ハイキングコースはポン・ダルシーヌ駐車場から始まり、標識に従ってGR54ルートを山の牧草地を通って進みます。歩行距離は長めで、高山地帯で標高を上げるため、しっかりした体力が必要です。
氷河の麓にある二つの湖は、季節によって変化する水の色を見せ、堆積物や融水の組成の変化を反映しています。この変化する色彩により、訪れる時期によって景観が視覚的に異なって見えます。