Ancienne chapelle Saint-Aignan, パリ、シテ島のロマネスク様式の礼拝堂
かつてのサン=テニャン礼拝堂は、パリのシテ島にある小さなロマネスク様式の建物です。内部は丸いアーチで区切られた三つの空間からなり、一つが聖歌隊席、二つが身廊となっています。
この礼拝堂は、1116年頃、修道院規則に従って暮らす二人の参事会員のために、教会指導者であり国王ルイ6世の宰相でもあったエティエンヌ・ド・ガルランドによって設立されました。島にあった多くの宗教施設の一つでした。
この礼拝堂は、シテ島にかつて多くの教会が密集していた時代から現存する数少ない宗教建築の一つです。中世には島に礼拝所がひしめいていたことを示しています。
この建物は通常閉鎖されていますが、毎年開催される「文化遺産の日」の期間中は見学が可能です。入り口は4区のリュ・デジュルシーヌ通りとリュ・シャノワセーヌ通りの間にあります。
フランス革命中、この礼拝堂は、政府の宣誓を拒否した司祭たちが秘密裏に宗教儀式を行える隠れ家として使われました。この秘密の役割は、危険な時代に礼拝所が避難所となったことを示しています。