花の谷国立公園, インド、ウッタラーカンド州チャモリ県の国立公園
花の谷はウッタラーカンド州にある高高度の草原で、標高約3600メートルに位置し、数百種の花が生息しています。この地域は急な斜面と開けた野原に広がり、モンスーン期には紫、黄、赤の花々の海に変わります。
イギリスの登山家が1931年の遠征中にこの谷を発見し、後に国際的な注目を集める報告書を発表しました。インド政府は、過放牧と観光から繊細な植物相を保護するため、1982年にこの地域を国立公園に指定しました。
谷はプシュパワティ川の谷、ビュンダル・ガンガ川の上流に位置し、ゴーヴィンドガート付近の下流部はビュンダル渓谷と呼ばれます。ヒンディー語の資料には、ハヌマーンがサンジェーヴァニ草を求めてこの地を訪れたという伝説が記されています。9月にはブラフマカマルが咲きます。
訪れるには、プルナから始まり、ベースキャンプとなるガンガリアの村を通過する数日間のトレッキングが必要です。最適な時期は7月から9月で、花が満開になり、トレイルが通行可能になります。
この谷は1982年ではなく1988年に、ナンダ・デヴィ国立公園の一部としてユネスコ世界遺産に登録され、2000年にはナンダ・デヴィ生物圏保護区の第2の核心地域に加えられました。キュー王立植物園から派遣された植物学者ジョーン・マーガレット・レッグは1939年、花を採集中に岩の斜面で滑ってここで亡くなり、姉妹がその場所の近くに記念碑を建てました。