Lasörling, オーストリア東チロルの高山頂
ラスエルリングは東チロルにあるアルプスの峰で、主峰が3,098メートル、南東の頂きがそれよりわずかに低い2つの頂を持ちます。山は岩の地形と圏谷(モレーン)の原で特徴づけられ、さまざまな登攀ルートが可能です。
1854年、測量士H.フォン・アッケンとその一行が南ルートから山頂に到達したのが、記録に残る最初の登頂です。それ以来、この山はこの地域のアルプス探検と測量作業の重要な拠点となっています。
この山の名前は古いゲルマン語の語源に由来し、'Las'は古スロベニア語で開墾地を意味し、'Arl'は犂(すき)の刃を指します。
標準ルートは標高約2,350メートルのラスエルリング小屋から始まり、マークされた道をたどってモレーン地帯を通り、ラスエルリングシャルテの鞍部に至ります。訪れる人は高地順応を計画し、悪天候や積雪時には特に注意が必要です。
山頂からは、グロースフェネディガーやグロースグロックナーへの明確な視界を含め、数多くの3000メートル峰を一望できます。このパノラマの眺めは、山全体を写真に収めたい山岳写真家や登山家にとって人気のスポットとなっています。