Fiescher Glacier, スイスのベルナーアルプスにある氷河
フィーシャー氷河は、両側を岩峰に囲まれた広い回廊を下る谷氷河です。氷の表面には深いクレバスやぎざぎざした尾根が見られ、氷の塊が下りながらゆっくりと動き、変形していることを示しています。
この氷河は氷河期に形成され、何千年もの間、侵食によってアルプスの景観を形作ってきました。その先端は過去150年間で著しく後退しており、その過程は20世紀半ば以降大幅に加速しています。
スイス・アルペンクラブが管理するフィンスターアールホルン小屋は、氷河の約100m上にあり、レッチェンタルとグリムゼル峠を往来する登山者が利用します。
グリムゼル方面からの山道でアクセスできますが、上部は登山経験と適切な装備が必要です。晴天時は氷河の様子が最もよく見えますが、状況の変化で危険な地形になることがあります。
夏の間、氷河の表面は灰色になります。近くの山壁から岩のかけらが氷の上に堆積するからです。この変色により、異なる流動帯や凍った物質の年層が見分けやすくなります。