天池, 中国新疆にある高山湖
天山の天池は、中国新疆のボグダ峰の近くにある三日月形の高山湖で、海抜約1,900メートルに位置します。湖の周りは針葉樹林に覆われた急な山肌に囲まれ、樹木限界線の上には雪をかぶった尾根が見えます。
この湖は、初期の中国の文献では瑶池(玉の池)として知られていましたが、1783年に清の役人が天池と改名しました。この改名は、清王朝が新疆地域への行政支配を拡大していた時期に行われました。
湖畔にある福寿寺は伝統的な中国建築様式を示しており、現在も礼拝の場として機能しており、訪れる人が見学できます。カザフの遊牧民は何世紀にもわたってこの地域にユルトのキャンプを設営しており、そのキャンプの一部は今も湖の周辺で運営されています。
湖へのアクセスが最も容易なのは5月から10月で、山道が開通し、屋外で快適に過ごせる天候になります。湖畔に一泊すると、ユルトでも民宿でも、日帰り旅行とは全く異なる体験ができます。
天池は単一の湖として知られていますが、実際にはこの地域にある湖群の一部であり、近くのフェイロン湖やチアンロン湖などが含まれます。水はボグダ峰の氷河の融解水から来ており、そのため夏の盛りでも湖の水温は非常に冷たく保たれています。