聖エリーザベト教会, ドイツ、ヴィースバーデンのノルドオスト地区にあるロシア正教会
聖エリザベト教会は、ドイツのヴィースバーデンのノルドオスト地区に建つ、赤レンガ造りのロシア正教会の礼拝所です。5つの金色の玉ねぎ型のドームが建物を冠し、中央のドームは周囲の4つよりも高くそびえています。
この建物の工事は、ヴィースバーデンの温泉と療養水を求めて訪れたロシアの貴族を迎えるために1847年に始まりました。その後数十年にわたり、この温泉街に定住するロシア人コミュニティの集まる場所となりました。
この建物は、正教会の伝統で崇敬される聖エリザベトにちなんで名付けられ、遠く離れた家から逃れて精神的な慰めを求めるロシア人訪問者のための礼拝所として使われていました。礼拝はビザンチン典礼に従い、楽器を伴わない聖歌が聖堂内に響き渡ります。
建物へは、1番、3番、33番のバス路線でアクセスでき、平日は近くの停留所に停車します。訪れる際は、礼拝中の写真撮影が禁止されており、伝統的に女性は頭を覆うことに注意してください。
アーカイブには、温泉街に暮らすロシア人家族の姿を捉えた19世紀の写真や文書が保管されています。これらの文書の一部には、滞在中にここで祈った著名人の署名が記されています。