連邦首相府, ドイツ、ボンの連邦政府庁舎
ボン連邦首相府は、ドイツのボン市グローナウ地区にある連邦政府の建物です。モダニズム様式の複合施設は10ヘクタール以上にわたって広がり、2つの中庭と、濃いブロンズ色のアルミニウムカーテンウォールを特徴としています。
1976年から1999年まで、この複合施設はドイツの首相ヘルムート・シュミット、ヘルムート・コール、ゲルハルト・シュレーダーのための中央行政事務所として機能しました。政府がベルリンに移転した後、この建物は連邦首相府の第2の公式所在地となりました。
エントランスホールには、ヘンリー・ムーアのブロンズ彫刻『大きな二つの形体』が展示されており、国際会議室には、アドルフ・ルターによるガラスのキネティック・アートがあります。これらの芸術作品は、ボン共和国時代の現代ドイツ文化を代表するものとして選ばれました。
建物は地上3階、地下2階で、地下は爆弾に耐えられる構造です。政府運営のためのオフィスと会議スペースが入っています。訪問者は、ここが現役の行政庁舎であり、通常は一般公開されていないことに注意してください。
建築デザインは日本の空間概念から着想を得ており、部屋のプロポーションは畳の寸法に基づいています。この型にはまらない設計の選択は、戦後ドイツ建築が国際的な影響に対して開かれていたことを反映しています。