Werdenfels Castle, ドイツ、バイエルン州ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの城跡
ヴェルデンフェルス城は、バイエルン州のガルミッシュ=パルテンキルヒェンとファルヒャントの間、ロイザッハ渓谷の高い所にある岩の上に建つ廃城です。石壁が、かつての住居、囲い壁、地下の部屋の輪郭を残しており、当時の配置をうかがい知ることができます。
この城は12世紀後半にヴェルデンフェルス伯の居城として建てられ、その後フライジング司教領に渡り、行政の中心地として使われました。17世紀に使われなくなり、その後再建されることはありませんでした。
ヴェルデンフェルスという名前は、現在も周辺地域の正式名称に残っており、中世の統治一族の記憶が日常生活の中で保たれています。廃城を歩くと、塔や跳ね橋がないことに気づきます。そのため、この場所は軍事的な要塞というよりも、むしろ荘園のような雰囲気を感じさせます。
ハイキングコースはブルクラインの村から始まり、勾配がきつく岩場が続きます。丈夫な靴が必要です。日陰が少なく、頂上には売店もないので、出発前に水を用意しておきましょう。
城の外壁は場所によっては厚さが約1メートルしかなく、中世の防御構造としては異例に薄いです。さらに、塔がまったくないため、歴史家たちはこれが本当に要塞だったのか、それとも主に貴族の住居だったのか議論しています。