Focke's wind tunnel, ドイツ、ブレーメンにある航空研究所
フォッケ風洞は、ブレーメンにある私設の航空研究所で、20世紀半ばの実験装置が当時のまま残されています。この施設では、キッチンスケールやストーブの煙突などの簡単な装置を使って、空気力学実験の際の空気の流れを制御し、測定しています。
ハインリッヒ・フォッケは、フォッケ・ウルフ航空機製造会社の共同創業者としての経歴を経て、1960年に70歳でこの研究所と風洞を建設しました。この施設は、航空機設計の焦点が変わっていた時期に建設されましたが、フォッケの航空研究への情熱は衰えることがありませんでした。
この施設は工学教育に貢献しています。学校や大学が、伝統的な計器と現代の測定技術の両方を使って科学実験を行っています。
この風洞は、毎月第1日曜日の12時から17時まで一般公開されています。建物にはエレベーターやスロープがないため、車いすでの見学はできません。
この施設は20年間忘れられていましたが、1997年に研究者カイ・シュテッフェンがフォッケの回想録を読み、家族に連絡を取ったことで発見されました。この再発見により、重要な研究史の一部が失われることなく保存されました。