Timgad, アルジェリアのティムガッド地区にあるコミューンと古代遺跡
ティムガッドは、アルジェリアのティムガッド地区にあるコミューンであり、オーレス山脈の北斜面に位置する古代ローマ都市です。その遺跡は、中央のフォルム(広場)を中心に整然と碁盤目状に並ぶ通りに沿って広がり、劇場、公衆浴場、図書館、凱旋門が今も地上に残っています。
ティムガッドは、西暦100年にトラヤヌス帝によって軍団植民都市として建設され、アウレース山脈の峠を守るためにローマ軍の退役軍人が入植しました。この都市はヴァンダル人によって略奪され、ビザンチン支配下で一時的に再建され、7世紀のアラブ征服後に放棄されました。
ティムガッドの古代遺跡は、中央フォルム、公衆浴場、劇場を中心に建設され、これらはすべてローマの市民生活の中心でした。現在、遺跡を歩くと、通りや公共空間の配置から日常生活の組織を今でも読み取ることができます。
この遺跡は山間部にあるため、特に夏は暑さが厳しいので、早朝か夕方の遅い時間の訪問がおすすめです。遺跡内の石畳は不均一なので、歩きやすい靴と十分な水が大切です。
ティムガッドにはローマ時代の公立図書館の遺構があり、この都市が単なる軍事拠点ではなく、学問の場でもあったことを示しています。ビザンチンの要塞が主な遺跡のすぐ外側に立っており、完全には発掘されていないため、その多くは地中に隠れたままです。