カーイト・ベイの要塞, エジプト、アレクサンドリアにあるマムルーク朝時代の要塞
3階建ての要塞は、細長い半島に長方形の平面でそびえ、3方を地中海に囲まれています。厚い外壁は地元の石灰岩のブロックでできており、砲台用の狭い開口部があります。
マムルーク朝のスルタン、アル=アシュラフ・カイトベイは、1477年から1479年にかけて、破壊されたファロス灯台の跡地に防衛施設を建設し、その遺構を建材として使用しました。その後、オスマン帝国の征服者が16世紀にさらに要塞を増築し、19世紀にはイギリス軍がこの要塞を砲撃しました。
この建造物は何世紀にもわたって商船の監視地点として使用され、現在は海洋博物館があり、沈没船からの遺物や東港の海底からの発見物が展示されています。ファラオ時代の品々やプトレマイオス朝時代の遺物も含まれます。
要塞は毎日午前9時から午後7時まで開いており、外国人観光客とエジプト人・アラブ人で入場料が異なります。アレクサンドリア中心部から東のコルニッシュまでミニバスやタクシーが運行しており、そこから徒歩数分で要塞に到着します。
4つの角塔はそれぞれ半円形の平面を持ち、頂部には銃眼が巡らされています。内部には、雨水を集めて包囲中に守備隊とその馬の水を確保した地下の貯水槽があり、一部の水槽は最大約80立方メートルの水をためることができました。