エル・エスコリアル修道院, スペイン、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルにある王立修道院・宮殿複合施設
サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルは、同名の町にある修道院、王宮、バシリカです。マドリードの北西約45キロに位置します。灰色の花崗岩のファサードは約200メートルにわたって広がり、いくつかの中庭、庭園、左右対称に配置された翼を囲んでいます。
フェリペ2世は、フランスに対する勝利を祝い、王室の埋葬地を設けるために1563年に建設を開始しました。工事は20年以上続き、宗教的、王室的、学術的機能をひとつの屋根の下に統合しました。
この複合施設は聖ロレンソに捧げられており、その祝日8月10日は1557年のサン・カンタンでのフェリペ2世の勝利と一致します。ヒエロニムス会の修道士はアウグスティヌス会に代わり、現在も修道院を運営しています。1567年にフェリペ2世が設立した図書館は、ラテン語、ギリシャ語、アラビア語の写本を含む4万冊以上を所蔵しています。
ガイド付きツアーでは、主要な部屋を見学し、各エリアの配置を説明します。階段や狭い通路は車椅子での利用が難しい場合がありますが、主な中庭と教会は比較的アクセスしやすいです。
平面図は、聖ロレンソが殉教したときに使われた道具である逆さまの火格子の形に似ています。この象徴的なデザインは、複合施設全体に貫かれる厳格な幾何学的な秩序に反映されています。
