Everything is possible, フィンランド、ヘルシンキのヴィーッキキャンパスにあるタイヤ彫刻
この高さ5メートルのゴリラの彫刻は、使用済みの自動車タイヤだけで作られ、キャンパスの入り口に座って物思いにふける姿勢で置かれていました。タイヤでできた姿と物思いにふけるポーズは、大学の敷地に特徴的な視覚的ランドマークを作り出していました。
2009年にエストニアの芸術家ヴィッル・ヤーニスオによって制作されたこの彫刻は、ヘルシンキ大学の招待制環境アートコンペで優勝しました。2018年1月に火災で焼失するまで、キャンパスに立っていました。
この作品は、捨てられたタイヤを目に見える形で使用することで環境管理を伝え、毎日通り過ぎる学生たちにとって保全を具体的なものにしました。研究を重視するキャンパスに置かれたことで、天然資源の扱いについての会話のきっかけとなりました。
この彫刻は、コルナ情報センターの前にあり、キャンパスを訪れる際に見つけやすい場所にありました。来場者は近づいて、タイヤがどのように配置され、重ねられてゴリラの形を形成しているかを間近で見ることができました。
学生や訪問者はしばしばゴリラのタイヤ製の腕に登ったり、一緒にポーズをとって写真を撮ったりすることがあり、大きな姿に対して自分たちが小さく見えました。この実際に触れる形の交流により、この芸術作品は人々が身体的に関わることができる気軽な集いの場となりました。