Tang-e Vashi relief, イランのシャフラーバード農村地区にある岩のレリーフ
タング・エ・ヴァシのレリーフは、イランのシャフラーバード農村地区の岩壁に彫られた石の浮き彫りで、幅約8メートル、高さ約6メートルです。峡谷内の自然の崖の垂直面にあり、人物像がむき出しの岩に直接彫られています。
このレリーフは、ペルシャの支配者たちが祝典を記念して崖面に場面を彫るという古代の習慣を復活させたカジャール朝の下で、1818年に作られました。この伝統はアケメネス朝とサーサーン朝にまで遡り、カジャール朝の作品に初期の帝国との意図的なつながりを与えています。
このレリーフは、王の狩猟または行列の場面を岩肌に直接彫ったもので、何世紀にもわたってイランの王権を示すために使われてきた伝統です。峡谷を通る旅人は、それを支配者の存在の明確な印として見たことでしょう。
レリーフにたどり着くには、不均一な地面の峡谷を数キロ歩く必要があるため、丈夫な靴と水が重要です。現地には施設がなく、地形は厳しい場合があるので、土地に詳しい人と訪れるのが良いでしょう。
このレリーフがある峡谷は、この地域にある2つの通路の1つで、もう1つはタング・エ・サーです。2つの峡谷は、その間にあるサヴァシ平野でつながっています。つまり、訪問者は2つの峡谷を1回の旅行で歩くことができ、レリーフはその途中の自然な中間点を示しています。