モラーノ・カーラブロ, イタリア、コゼンツァ県のコムーネ
モラーノ・カラーブロは、コゼンツァ県にある丘の上の村です。石造りの家々が急な地形に密集し、狭い路地がいくつもの段を越えて続いています。家々が上下に重なるように建つ迷路のような構造は、中世の山岳集落の特徴です。
この地域は、南イタリアの主要な交易路に沿った戦略的要所として古くから人が住んでいました。現在残る中世の村は、教会と城を中心に要塞化され、何世紀もの間に様々な支配者が入れ替わりました。
聖ペテロ・パウロ教会は村の中心にあり、住民の精神的な集いの場となっています。周囲の広場が会合や祝い事に使われていることからも、地域生活での役割がうかがえます。
村は山の高い場所にあり、曲がりくねった道でたどり着きます。急な地形と、集落の端に限られた駐車場があるため、計画が必要です。路地は急な坂でつながり、狭い通路もありますので、歩きやすい靴は必須です。
修復プロジェクトが、放置された中世の家々を救い、村の縮小を防いでいます。このプロジェクトは自然博物館も運営しており、訪れた人々は近くの山に生息する野生動物や植物について学べます。