House of Cupid and Psyche, イタリア、オスティア・アンティカにあるローマ時代の住宅
キューピッドとプシュケの家は、オスティア・アンティカにあるローマ時代の住宅で、4世紀のモザイクと壁画で飾られた複数の部屋があります。現存する装飾には神話の場面や日常の題材が描かれ、当時の職人技を伝えています。
この家は古代末期に建てられ、ローマの港湾都市オスティアの裕福な住宅地の一部でした。この遺跡は、その後の侵略に伴って権力が移り変わるにつれて、この地域が衰退していった様子を示しています。
これらの部屋は、裕福な家庭が神話を題材にした芸術品で自宅を飾り、教養と地位を示していた様子を伝えています。このような装飾様式は、ローマの上流階級がどのように暮らし、自分自身を表現していたかを示す上で中心的なものでした。
遺跡は開放的な公園内にあり、部屋の間を自由に歩き、様々な角度から詳細を見ることができます。地面は比較的平坦で歩きやすいですが、表面がでこぼこしているため、丈夫な靴がおすすめです。
この遺跡で発見されたプシュケの大理石の肖像頭部は、ローマの彫刻家の熟練した技術を示しており、研究用に保存されました。この発見は、この家が特に裕福な家族のものであったことを示す最初の手がかりの一つでした。