Temple of the Sibyl, イタリア、ティヴォリにある古代ローマの神殿
シビュラの神殿は、ラツィオ州ティヴォリにある円形のローマ神殿で、アニエーネ川の上の岩場にそびえています。地元のトラバーチン石で彫られたコリント式の柱が円形の建物を取り囲んでいます。
この神殿は、紀元前2世紀後半に建てられた可能性が高いです。当時、ティブル(現在のティヴォリ)は裕福なローマ人のお気に入りの保養地でした。中世にはキリスト教の礼拝堂に改築され、そのおかげで建物は何世紀にもわたって生き残りました。
この神殿の名前は、神々の言葉を語ると信じられていた女預言者に由来し、その評判は地域全体から人々を引き寄せました。今日、訪問者は柱を間近で見て、眼下のアニエーネ川の峡谷の景色を楽しむために訪れます。
神殿は峡谷の縁の丘の中腹にあり、周囲の地面は凹凸が多く岩が多いので、頑丈な靴が適しています。周辺には日陰がほとんどないため、暖かい日には早朝か午後遅くの訪問が快適です。
この神殿は何世紀にもわたってシビュラの神殿と呼ばれてきましたが、歴史家はもともとどの神に捧げられたのか確信を持てていません。研究者の中には、その名前が思い起こさせる女預言者ではなく、実際にはウェスタに捧げられたと考える人もいます。