Santa Maria del Rosario a Portamedina, Naples, イタリア・ナポリにあるバロック様式の教会
サンタ・マリア・デル・ロザリオ・ア・ポルタメディナは、スペイン地区にあるバロック様式の教会で、半六角形のポルティコに漆喰の装飾と、聖歌隊席の上にアーチが備わっています。内部は中央平面で、左右に礼拝堂が一つずつあり、後陣は長方形です。ドームはなく、ヴォールト天井が特徴です。
この教会は1568年に聖霊修道会によって設立され、1724年から1742年にかけて大規模な改修が行われ、その際にドメニコ・アントニオ・ヴァッカーロがバロック様式の再設計に影響を与えました。これらの改修により、現在見られる華やかな装飾様式が生まれました。
入り口のポータルには、ロザリオの聖母が幼子イエスと二人の天使とともに描かれた彫刻群があり、華やかなロココ様式です。この彫刻は、地域社会の精神生活の中心であったロザリオの祈りへの信心を反映しています。
現在、この教会は隣接するジョヴァンナ・ダルコ学校の礼拝堂として使われており、一般には公開されていません。訪問者は外観と入り口のポータルから建築の細部や彫刻を鑑賞できます。
この教会は、バロック時代の建物には珍しくドームがない一方で、精巧なヴォールト天井を備えていることで知られています。この建築上の選択により、内部は控えめな印象となり、市内の他の華やかなバロック教会とは対照的です。