エンリコ・フェルミ原子力発電所, イタリアのトリノにある廃止された原子力発電所
エンリコ・フェルミ原子力発電所は、トリノにあった加圧水型原子炉施設で、地域に電力を供給していました。イタリア初期の原子力発電所のひとつとして運転されていました。
建設は1961年に始まり、1964年に運転を開始し、イタリアの原子力発電参入のきっかけとなりました。この発電所は数十年にわたり運転され、その後廃炉プロセスが始まりました。
この施設は物理学者エンリコ・フェルミの名を冠しており、核物理学研究におけるイタリアの役割を称えています。第二次世界大戦後の数十年間に、イタリアが近代エネルギー技術への参加を目指したことを示しています。
現在、この場所は一般公開されていません。SOGINによる廃炉作業が進行中です。訪問者は施設に入ることはできませんが、周辺から眺めることはできます。
この発電所は世界で3番目に建設された商業用加圧水型原子炉で、運転当時は同種のものの中で最も強力な部類に入りました。その開発は、当時のヨーロッパにおける原子力技術の知識に大きく貢献しました。