Ponte della Maddalena, イタリア、ボルゴ・ア・モッツァーノの石造アーチ橋
ポンテ・デッラ・マッダレーナは、トスカーナ州ボルゴ・ア・モッツァーノのセルキオ川に架かる石造アーチ橋で、イタリアの国指定文化財の一部です。大小様々な5つのアーチが川の上に連なり、中央の最も高いアーチが橋の特徴的なシルエットを形作っています。
トスカーナ伯爵夫人マティルデは、1080年から1100年の間に、ローマへ向かう巡礼者がセルキオ川を渡れるようにこの橋の建設を命じました。約200年後、カストルッチョ・カストラカーニが橋を補強し、増加する交通に対応するために車道を広げました。
「悪魔の橋」という愛称は、地元の伝説に由来します。伝説によれば、悪魔が最も高いアーチを一晩で建設したといい、その代償として最初に渡る者の魂を要求しましたが、代わりに犬を先に渡らせて悪魔を欺いたとされています。
橋は徒歩で渡ることができ、川や周囲の丘を眺める展望ポイントがあります。車道の幅はわずか4メートル未満のため、特に混雑する夏の間は、一度に渡れる人数が限られます。
17世紀にルッカ市議会は、重量物による損傷を避けるため、橋を渡っての石臼や穀粉の袋の輸送を禁止しました。それでも、この構造物は900年以上経った今も歩行可能で機能しています。