アウグストの橋, ナルニ・スカーロにあるローマ時代の石造アーチ橋
ポンテ・ダウグストは、ネーラ川に架かる石造りのアーチ橋で、ローマ様式で組み合わされた大きな大理石のブロックで造られています。その構造は、何世紀にもわたって生き残ってきた力強いヴォールトアーチに、ローマの典型的な工学技術を示しています。
この橋は紀元前27年頃、皇帝アウグストゥスの治世に、ローマとリミニを結ぶ戦略上重要なフラミニア街道を支えるために建設されました。時が経つにつれ、河川に作用する摩耗と自然の力により、構造の一部を失いました。
この橋の構造は19世紀の芸術家たちに好まれる題材となり、その絵画は現在パリのルーヴル美術館に展示されています。
橋は下のヴィア・デイ・トレ・ポンティから見るか、フラミニア街道近くの小道を歩いて高い場所から眺めることができます。どちらの場所からも、この古代の構造物が景観の中にどのように位置しているか、異なる視点で見ることができます。
元々4つあったアーチのうち、最南端の1つだけが現存し、他の部分の破片は川底に散らばっています。これらの遺跡は、数千年にわたって川の流れる水がどれほど強力であるかを示しています。