ポッピ城, トスカーナ州ポッピにある中世の要塞
この保存状態の良い中世の要塞は、ポッピの町の高台にあり、厚い石壁、防御塔、胸壁を備え、その起源は1290年頃に遡ります。
この城は1290年からグイディ家によって建設され、建築家アルノルフォ・ディ・カンビオが設計しました。彼は後にこの設計をフィレンツェのヴェッキオ宮殿の着想として利用しました。また、1289年のカンパルディーノの戦いでは軍事的拠点として機能しました。
詩人ダンテ・アリギエーリは1310年の亡命中に城壁内に滞在し、ここで『神曲』の一部を執筆したと考えられています。また、礼拝堂にはタッデオ・ガッディによる14世紀のフレスコ画があり、聖母マリアと聖ヨハネの物語が描かれています。
城はポッピのPiazza della Repubblica, 1にあり、郵便番号は52014です。中世の遺物や調度品を展示する博物館として機能していますが、車椅子でのアクセスはできません。
城には1828年に設立されたリリアーナ図書館があり、2万5千点以上の書籍が所蔵されており、その中にはトスカーナ州カゼンティーノ地方の地域史や文学を記録した約800点の写本も含まれています。