Forte Filippo, イタリアのポルト・エルコーレにある軍事要塞
フォルテ・フィリッポはポルト・エルコーレにある軍事要塞で、正方形の平面を持ち、四隅に三角形の稜堡、北側に五角形の稜堡が配されています。二重のカーテンウォールは海からの攻撃を防ぐために設計されており、層状の防御システムを形成しています。
この要塞は、それまでのサン・エルモ要塞の跡地に、1558年にジョヴァンニ・カメリーニによって建てられました。この建設は、プレシディ国家を脅威から守るための広範な防衛戦略の一環でした。
18世紀に建てられたサン・ニコラ礼拝堂が要塞内にあり、当時の宗教生活を物語っています。現在は私人の住居として使われ、この場所は人が住み、手入れが行き届いた状態で保たれています。
要塞へはポルト・エルコーレから舗装された道路でアクセスでき、外周から見学できます。内部は私有の住居となっているため、立ち入ることはできません。
外側と内側の要塞を隔てる深い堀は、固い岩を直接刻んで作られており、東側の入り口にある唯一の跳ね橋でのみ渡ることができます。この特徴的な構造は、要塞の設計者の技術と綿密な計画を示しています。