Marino Mithraeum, イタリアのマリーノにあるミトラエウム
マリーノのミトラエウムは、火山岩を掘って造られた地下の聖所です。長い入口の廊下を抜けると、儀式が行われた広い部屋にたどり着きます。
1963年、Via Borgo della Stazioneで地下室を拡張していた作業員が、このローマ時代の聖所を発見しました。この発見は、ミトラス信仰がローマ世界のこの地域にまで広がっていたことを示しています。
聖所の壁には、東洋風の衣装をまとった神ミトラスが白い雄牛を生け贄に捧げる場面や、その他の神話の場面が描かれたフレスコ画が残っています。これらの絵画は、ローマの兵士や商人の間で広まっていた信仰を物語っています。
聖所への入場はガイドが必要で、地下空間を保護するために見学グループは少人数に制限されています。地面はでこぼこしており、地下はひんやりとして湿っているので、丈夫な靴を履くことをおすすめします。
この聖所は、ローマ帝国で見つかったミトラス神殿の中でも大きな部類に入ります。現代の町の下に埋もれていることから、ローマ時代の建造物がマリーノの現在の通りのはるか下に隠れていることがわかります。