Teatro Santi Giovanni e Paolo, イタリア、ヴェネツィアにあるオペラ劇場
テアトロ・サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロはヴェネツィアにあったオペラ劇場で、カルレ・デッラ・テスタ通りにあるサン・ザニポーロ教会の近くに位置していました。内部は馬蹄形で、メインフロアの周りに5層のボックス席が配置され、観客のほとんどが舞台をよく見渡せました。
グリマーニ家は1638年にこの劇場を開き、イタリアで最初にオペラ専用に建てられた劇場の一つとなりました。その設計とプログラムは、その後の数十年間にヨーロッパ各地でオペラ劇場が構想され建設される方法に影響を与えました。
この劇場の名前は、地元ではサン・ザニポーロとして知られる近くのサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会に由来しています。ボックス席の配置は、社会的地位を部屋の中の全員に示すもので、各公演は音楽的な出来事であると同時に公の行事でもありました。
この劇場はヴェネツィアの賑やかな地区にあり、サン・ザニポーロ教会の近くで、周囲の通りを歩いて行けました。この地域は狭い路地とでこぼこした舗装があるため、歩きやすい靴が適しています。
舞台には飛行機械が備えられ、上演中に出演者を空中に持ち上げることができ、この特徴によって地域全体から観客が集まりました。この種の空中演出は、当時のヨーロッパの他の場所での上演とは異なる、ヴェネツィアのバロックオペラの特徴の一部でした。