アジネッリ塔, イタリア、ボローニャの中世の塔
アジネッリはボローニャにある中世の建物で、高さは97メートル余りあり、イタリアでこの種の塔としては最も高いものです。わずかに傾いて建っており、歴史的な中心街に狭い足元と分厚いレンガの壁でそびえています。
建設は1150年頃に始まり、都市での地位を固めようとした裕福な家族によって依頼されました。中世には防衛拠点として機能し、後に街に近づく旅人にとっての目印となりました。
この名前は、12世紀に建設を依頼した一族に由来し、彼らの社会的台頭を示しています。現在、訪問者は狭い螺旋階段を上り、展望台からタイル張りの屋根が広がる街の全景を望むことができます。
螺旋階段を498段上ると上部の展望台に着きますが、ある程度の体力が必要です。頂上からは屋根越しにアペニン山脈まで見渡せ、早朝や午後遅くは比較的空いています。
17世紀から18世紀にかけて、研究者たちはこの高さを利用して落下実験を行い、地球の自転を実証しました。傾きは約4度で、外壁に沿って下から見上げるとはっきりとわかります。