ナハライム, site in Jordan adjacent to the Israeli border, where the Yarmouk River flows into the Jordan River
バクーラは、ヨルダン渓谷北部のイルビド県にある村です。平らな土地と小さな丘の中に、簡素な家々が点在しています。ヤルムーク川がヨルダン川に合流する地点の近くに位置し、かつては川の流れを利用した発電所が置かれていました。住民は少数で、主に農業と牧畜に従事しています。
バクーラは、戦略的に重要なヨルダン渓谷地域へのヨルダンの入植地として長い歴史を持ちます。その運命は、何十年もの間、外部からの影響や国家間の協定と絡み合ってきました。近年、地域住民は25年間待った末に自分たちの土地の支配権を取り戻し、村の歴史の大きな転換点となりました。
バクーラでは、住民は土地との深いつながりを保ち、農業や川に関わる伝統的な生活様式を大切にしています。地域の人々は集まって物語を語り合い、大切な出来事を祝います。個人的な記憶と集団の記憶が日常生活のなかに織り込まれていることを示しています。
バクーラへはイルビド方面からの道路でアクセスできます。国境に近いことを意識しておくとよいでしょう。この地域は田園地帯で静かです。訪問に適した時期は、川の水位が正常なときです。水位が高くなると景色が変わり、道に影響が出ることがあります。
この村は、ヤルムーク川がヨルダン川に合流する歴史的な地点に位置しています。近くのナハライムには、かつてこの地域に電力を供給した水力発電所がありました。その施設の見える遺構は、川の資源が革新的な方法で利用された時代を思い起こさせ、田園風景の中に思いがけないランドマークとなっています。