トヨタ産業技術記念館, 日本、名古屋市則武新町にある産業・技術博物館
トヨタ産業技術記念館は名古屋市則武新町にある産業・技術博物館で、トヨタグループがかつて使用した繊維工場のレンガ造りの建物を活用しています。館内は繊維機械ゾーンと自動車ゾーンの二つの主要エリアに分かれています。
この工場棟は20世紀初頭に建てられたもので、豊田佐吉がここに繊維機械の事業を起こし、後にグループが自動車製造へと転換していきました。工場の歴史を記録するため、博物館は1994年に開館しました。
この博物館はかつての工場棟を利用しており、レンガの壁と大きな窓が日本の工業化初期のまま残っています。繊維機械と自動車の両方が稼働する実演を見ることができるため、学校の遠足や家族連れが多く訪れます。
博物館は栄生駅から徒歩圏内にあり、名古屋駅からもアクセスしやすい場所にあります。二つの展示ゾーンは広く、稼働実演も日中を通じて行われるため、少なくとも2時間程度を見ておくとよいでしょう。
豊田佐吉は繊維分野で80以上の特許を取得しており、ここに展示された機械の一部は現在も訓練を受けたオペレーターによって実際に動かされています。20世紀初頭の織機が実際に動く様子を目の当たりにすると、写真で見るのとはまったく異なるスケール感と音の迫力を体感できます。