寺部城, 日本の豊田市にある城
寺部城は、日本の豊田市にある平城で、遺構の土塁や井戸跡が今も見られます。低地の城によく見られる縄張りをしています。
この城は15世紀後半に鈴木重時によって築かれ、1558年には徳川家康の初陣の舞台となりました。その後、江戸時代には陣屋に改められ、行政の拠点として使われました。
敷地内の神社は、後に陣屋としてこの地を治めた渡辺守綱を祀っています。軍事的な過去と宗教的な記憶が混ざり合う様子は、今も訪れる人が見ることができます。
廃墟は豊田市駅から徒歩圏内にあり、車なしでも簡単に訪れることができます。一部の地面は土の道で舗装されていないため、歩きやすい靴がおすすめです。
元の陣屋の一室は解体され、近くの挙母城に移築されており、今も見学できます。移されたこの空間は、こうした行政建築の内部がどのようなものであったかを具体的に感じさせてくれます。