小田城, 茨城県つくば市にある中世の要塞
小田城は、日本のつくば市にある宝鏡山の麓に位置する中世の要塞で、堀、土塁、そして中心部の曲輪を備えています。敷地面積は40ヘクタールあり、復元された遊歩道で結ばれた幾重もの防御施設があります。
この城は、1185年に八田知家によって築かれ、南北朝時代までには重要な拠点へと成長しました。北畠顕家は、南朝の拠点としてこの地を使用しました。
主郭内で発掘された2つの池の跡は、かつてここに住んでいた一族が裕福だったことを示しています。このような水辺の施設は、中世においては社会的地位が高いことを示すものでした。
入口にある無料の案内所では、発掘調査で見つかった遺物が展示され、遺跡の概要を知ることができます。標識に沿った道が復元された区域を通っており、歩いて巡るのに適しています。
ここには、日本で最大級の規模を誇る空堀が残っており、その底には珍しい模様が見られます。発掘調査により、その構造は障子の形をしていたことが判明しました。