植山古墳, 橿原市にある古墳
上山古墳は、橿原市にある長方形の古墳で、内部に2つの横穴式石室が並んで配置されています。墳丘は古墳時代後期の造成方法を示しており、地下の石室を覆うように造られています。
この古墳は古墳時代の末期に造られ、王族の葬送儀礼に変化が生じていた時期にあたります。この遺跡は、やがて他の埋葬地が選ばれるようになって使われなくなるまでの、埋葬方法の変遷を示しています。
この長方形の墳丘は、古墳時代後期の慣習、すなわち家族が同じ墳墓に埋葬される風習を反映しています。隣り合う2つの石室は、当時の人々が重要な親族を葬る際に用いた埋葬方法を示しています。
内部の石室は公開されていませんが、墳丘の外側を一周して、周囲の遊歩道からその形状や構造を観察することができます。近鉄岡寺駅からの散策路があり、古墳を間近で見学できます。
ここにある2つの石室は、横に並ぶ構造が珍しく、当時の王族の埋葬としては一般的ではなかった共同埋葬の目的があったことを示唆しています。この配置は、より大きな同時代の古墳からは分からない、家族関係や儀式の慣習の詳細を明らかにします。