竜頭薬師如来, 岐阜県郡上市にあるモニュメント
竜頭薬師如来は岐阜県郡上市にある高さ約10メートルの仏像モニュメントで、主にFRP(繊維強化プラスチック)で作られています。フォレストパーク373の森の中に立ち、周囲を木々と山々に囲まれています。
この像は1997年に、17世紀の僧侶で木彫り仏師として知られる円空の出生地とされる美並村の地に建立されました。その姿は円空仏の様式を模したものであり、この地域と深く結びついた木彫りの伝統を受け継いでいます。
この像はフォレストパーク373の中に立っており、信仰の対象ではないものの、訪れた人が賽銭を入れられる箱が置かれています。周辺には円空ゆかりの木彫り仏が約160体現存しており、今もその伝統を身近に感じることができます。
像は東海北陸自動車道から見ることができ、道路上の目印となっています。かつて運行していたMt.ライナーのモノレールは廃止されているため、現在は森の遊歩道を徒歩で訪れることになります。
この像はFRPという現代素材で作られていますが、その顔は古い円空仏の丸みを帯びた手彫りの雰囲気を意識して再現しています。かつてこの地にあった美並村の名が像の足元に刻まれており、現在は郡上市に編入されています。