船形山神社, 宮城県大和町にある神社
船形山神社は、大和市にある小さな神社で、流造の建築様式を特徴としています。この様式は、屋根が片側に傾斜し、入口の上に小さな庇を張り出した形をしています。木造の建物は周囲の木々や石と自然に調和し、温かみのある迎え入れる雰囲気を作り出しています。
創建年次は不明だが、『奥羽観跡為老誌』の一説では反正天皇の時代とされる。船形山を遥拝する神社として建立された。江戸時代には仙台藩から寄進を受け、真言宗飯峰山信楽寺を別当寺として、藩内の雨乞祈祷所十ヶ所の一つであった。
5月1日の例祭では、船形山中の秘匿された場所に埋められた高さ15cmの金銅菩薩立像を掘り出して薬師堂に遷し、開帳する。像の湿り具合でその年の天候を占うとされ、開帳後には社殿に奉納されていた梵天が参拝者の中へ投げ入れられ、激しく奪い合われる。この神事は「船形山神社の梵天ばやい」として県無形民俗文化財に指定されている。
神社は大和町役場のある吉岡地区の西方約20kmに位置する。車では宮城県道147号を船形山方面へ進み、旗坂キャンプ場付近から王城寺原演習場の西側外縁を回る林道に入り、色麻町中心部へ向かう。神社は山麓にあり、山頂ではない。
当社の御神体は、北魏の影響を受けた朝鮮三国時代(6世紀中頃)の様式を示す高さ15cmの金銅菩薩立像で、仏教公伝前後に渡来人によって日本にもたらされたと推定されています。像は船形山中の秘密の場所に埋められ、5月1日の例祭の時だけ掘り出されて開帳され、その湿り具合でその年の天候が分かると言われています。