関蝉丸神社, 大津市にある神社
関蝉丸神社は大津市にある神社で、流造様式で建てられ、入り口の上に緩やかに反り返った屋根が特徴です。境内は上部の猿田彦神社と下部の蝉丸・豊玉姫神社に分かれ、六角形の石灯籠が点在しています。
この地は、9世紀または10世紀に生きた詩人・音楽家である蝉丸とゆかりがあります。蝉丸の物語は『今昔物語』などの古典に登場します。この神社は、かつて日本における主要な街道の一つであった逢坂関の近くに建立され、蝉丸はそこで暮らしながら旅人を見送ったと伝えられています。
この神社は、蝉丸という詩人・音楽家を祀っています。蝉丸の歌は古典的な日本の歌集に収められ、現在も読み継がれています。人々は芸事の上達を祈りにここを訪れます。特に琵琶という日本の伝統的な弦楽器に関する祈願が多く行われています。
神社へは京阪神上栄町駅から徒歩で行けます。JR大津駅からもアクセスでき、周辺の他の見どころと組み合わせやすい場所にあります。一年中いつ訪れてもよいですが、特に秋には木々に囲まれた周辺が落ち着いた雰囲気になります。
境内にある石灯籠の一つは鎌倉時代に作られたもので、現在建っているほとんどの社殿より数世紀古いものです。この灯籠は、この場所を中世の過去と直接結びつける数少ない遺物の一つです。